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【大島薫×IoT】浮気男に 社会的制裁を加えるマシーンを作ってみた
AMをご覧の皆さん、はじめまして! 大島薫です。 あの男なのにAV女優をやっていた大島薫です。
男なのにAV女優だったんです!
ま、そんなことはどうでもいいんですが、今日はバレンタインですね!
男女(男同士も可)が互いの愛を確かめ合う1年に1度のチャンスです。
複数の女性と付き合っている男性には修羅場の日でもありますね。
A子ちゃんとデートをし、仕事があると言って1時間後にはB子ちゃんと会い、急に先輩に呼び出されたと告げて、ディナーはC子ちゃんと過ごす。
知人の浮気男はバレンタインデーの日はスケジュール管理が大変だと言っていました。
うらやま
許せませんね!
「浮気されがち女子」を救うバレンタイン企画
そんな人々の声に呼応するかのように、今回AMさんからこんな企画をいただきました。

「浮気男に社会的制裁を加えるマシーンを作ろう」
どんなマシーンかというと……

まず、カメラ付きコンドームを彼氏の自宅に設置して、彼氏が自分以外を部屋に招き入れます。

彼氏がコンドームの箱を開けると、カメラのセンサが反応。浮気男のマヌケな顔を激写します。

彼女のLINEに通知が届き、彼氏のツイッターに自動で写真が投稿されます。 つまり「社会的制裁」。というマシーンです! いやー、社会的にってところに何らかの私怨を感じますね。 以前ボクがSM界隈で出会ったSM男さんも、 「本当に理想な責めは、物理的にムチで叩かれたり、縛られたりすることじゃなくて、会社や家族にSM趣味を暴露されて身内から蔑まれて一生過ごすように仕向けられること」 って言ってましたしねー。 やっぱり殴る蹴るの物理的な制裁より、社会的制裁が一番心にクるんですよねー。 え? ボクは浮気をしたりされたことがあるか、ですか?
さあ、続いて製作者について紹介しましょう!

【菅原のびすけ】 IoTプロダクトの開発をしている「dotstudio株式会社」の代表。 Webエンジニア経験を経て、現在はIoT分野をメインに活動している。毎月200人規模のクリエイターを集める勉強会「IoTLT」の主催者でもある。 今回マシーンを作ってくれたのは、この人です!

【IoTとは?】 「Internet Of Thing(モノのインターネット)」の略で、「いろんなモノとインターネットをつなぐ技術」を指します。例えば、洗濯機にセンサーと通信機能をつけて、すすぎが終わったらiPhoneに「終わったよ」と通知をさせる、などのインターネットを介してモノをコントロールする技術です。
「まだ通してテストをしていないので、ちゃんと通信できるのか心配ですが…」
浮気男に社会的制裁を加えるマシーン」製作秘話
気分を盛り上げるために、のびすけさんとともに実際に一人暮らしの男性(AM社員)のお宅にお邪魔してみました。

うわ~! 殺風景なお部屋ですね~♪
では、さっそくこのお部屋に仕掛ける浮気男に社会的制裁を加えるマシーンの仕組みを紹介したいと思います。

コンドームの箱が空いたことを「人感センサ」が検知。Wi-Fiを搭載したIoTデバイス「Nefry v2.0」が、小型カメラ「Grove - Serial Camera Kit」で撮影したデータを、MicrosoftのAzureというクラウドサービスに送信します。

Azure上で動作しているNode.jsプログラムがLINEのMessaging APIを経由して、LINEで彼女に通知します。その後、「ツイートして制裁しますか?/はい・いいえ」の結果を取得します。

Twitter API経由で、彼氏のTwitterに写真付きツイートを投稿。社会的制裁を加えます。
普通に隠しカメラ仕掛けたほうが早くね?
どのみち犯罪だし。 製作に使用するものはこちら。
製作に使用するものはこちら。


コンドームの箱と部品です。
「本体は『Nefry』というESP8266基盤をベースにした、プロトタイピングボードです。『Nefry』はGroveポートが使えるので、カメラにはGrove対応のシリアルカメラモジュールを利用してみました。 あと、コンドームの箱から電源コードが出ているとバレてしまうので、単体(スタンドアロン)で動作させるために、電池駆動させる改造もしています。 ちなみに『Nefry』は僕の会社で販売しているので、気になった人はぜひ購入してくださいね」
……AMさん本気ッスね。
「こんなもの作って、罪悪感とかないんですか~? 仕組みについて教えてください」
「コンドームの箱が開いたとき、何をトリガーにして反応させるかに悩みました...。開けたときに音も鳴らないし、温度が変わるわけでもないですからね。 『加速度センサ』で動きを検知するってことも考えたんですけど、コンドームの箱を持った時点で反応してしまうのでボツで。 そのあと、光量の差で反応させようとして『照度センサ』を使ってみたんですけど、実際の利用シーンって、部屋が暗くて箱を開けても光量の差が出ない可能性もあることに途中で気づいて、これもボツ。 それで、最終的に『赤外線センサ』を利用することにしました。物体との距離で反応するので、フタが開いたことを検知できます」

「ちなみに、これを作っているボクやのびすけさんが、このマシーンを使って社会的制裁を加えられる可能性ってないんですか~?」
「え?」

「女性でも気軽に買えるように、安くて小さいカメラモジュールを探したんです」
「これを作るためにカメラを買う女性は、絶対に気軽ではないと思いますけどね!」
「コンドームの箱の重さも計算して、そこから離れすぎないように調整しました」


コンドームの重さが39g。 「Nefry」が20gで、「Grove - Serial Camera Kit」が34g。 カメラがコンドームとほぼ同じ重さ!

「彼が使っている Twitter のログイン ID とパスワードを取得する方法は『フィッシングサイト』を用意するなどいろいろあるのですが、仕組みについてはここでは割愛しますね。 FacebookやTwitterのソーシャルログイン系は、わりとカンタンに情報を抜き取れますよ。良い子は真似しないでください。 ちなみに、SNSでシェアされてくる『〇〇診断』みたいなサイトの中にも悪質なものもあるので注意しましょうね。乗っ取られてレ〇バンのシェアをしてくる人が多いです(笑)」
「もはや訴えられたら負けるのは彼女のほうですね~」
「浮気男に社会的制裁を加えるマシーン」いざ、実験!
社会的制裁を加えられているのは彼氏なのか、彼女なのか根本的な疑問を抱えたまま、出来上がったマシーンでさっそく実験に取り掛かりましょう!

「おお~! 開けた瞬間、浮気中の彼氏とカメラの目が合うんですね~!」
フタを開けると起動するらしいので、さっそく開けてみたいと思います……! ドキドキ……

パカッ ........... ....... ..... ..

「あ、なんか光った」
「開けたタイミングで写真撮影が終わってデータがサーバに転送されています。光ってるときがサーバー転送中のサインですね」

「で、ここから......」

「浮気お知らせBot」が彼女に浮気を通知中……。 ………… ……… …… …

「きた!!」
ここで「はい」を選択すると……。
ピロンッ


「わ〜い!」
本当にできちゃったよ……
「浮気相手の女性の顔が写るとかわいそうなので、あえて画質は落としてます」
「な、なるほど……」
完成~!!

我々はついにやり遂げました。 不埒な浮気男に社会的制裁を加えるマシーン誕生です。 これは是非、遠距離恋愛のカップルさんに使ってもらったりしたいですね!

遠く離れた彼氏から、

ある日突然LINEが届き、

見ると、

いや、悲しすぎるわ

「しかし、そもそも浮気男がコンドームを付けないタイプのクズ野郎だったら意味ないんだなぁ……」
彼氏が何の疑問も持たずコンドームを使うように、まずは普段の性生活から見直しが必要なんですね! そのためには、彼氏が率先して付けたくなるコンドームを選びましょう。
コンドームの見直しを!「付けた方が気持ちいい」のは?

こちらはコンドームのSKYN®。男女の営みに対して「薄さの時代」から「素肌のようななめらかさの時代」を提案する、新感覚のコンドームです。

皮膚に最も近いやわらかさの新素材IR(イソプレンラバー)を使用した抜群のやわらかさで、伸びだってこ~んなにいいんですよー! アレルギーフリーでゴムが苦手という人も、安心して使える男性にも女性にも優しいSKYNなんです。 ボクも使ってみましたが、(前でも後ろでも)優しく包み込むような感覚を得られましたよ! ちなみに、後ろのほうで使ったときは、ボクの心の友であるこちらのガン掘りマシーン総誠司(そうせいじ)くんに強力してもらいましたよ。

SKYNを使って彼氏に普段からゴムを使う習慣を覚えさせ、もしも浮気しようものなら社会的制裁を加えるマシーンで社会的制裁を加えてね! あと、
ボクの周りの女性はこの記事のことは忘れてね!

