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田辺莉咲子インタビュー 「相手にも心身にも、全力向き合い」

人肌に近いやわらかさが魅力のコンドーム「SKYN」。そのやわらかさで、カップルが素直な気持ちを伝え合い、お互いありのままの姿で愛し合える「やわらかい関係」を築くお手伝いができればという想いがあります。

今回は、2019年に『テラスハウス』に出演し、注目を浴びた田辺莉咲子さんにインタビュー。現在はフィットネストレーナー兼スポーツタレントとして、女性の身体や心と向き合う大切さをSNSで発信し、著名人にトレーニング指導を行っています。そんな田辺さんが考える、「相性」と「心地よいやわらかい関係」について。
眩しい笑顔で語られたのは、オープンで全力の言葉たちでした。

「今日、私生理だからさ、体調悪いけど盛り上げていこう!」
トレーナーとして他者をケアするうえでのこだわり

SNSでは生理や、それにまつわるフェムテックについて発信されています。最近はYouTubeチャンネルでは卵子凍結をテーマにした動画も配信されていましたが、田辺さんがご自身の身体と向き合い始めたのは、どんなきっかけがあったのでしょう?

12歳の時に、「バトントワリング」っていう新体操に似たスポーツをやっていたんです。ただ、ちょうどそのころ生理が始まり、ホルモンバランスの関係で気持ちが乱れたり、パフォーマンスが低下してしまって…。当時は知識がなかったので、ただがむしゃらに取り組んでいたんですけど、今の仕事に就いて、改めてホルモンバランスや生理について学び始めたら、「あれは自分だけの問題ではなかったんだ!」「もっと上手く身体と向き合えたのに!」って気づいたんです。そこから、女性の健康や身体のケアに焦点を当てるフェムケアやフェムテック、正しい身体の知識を発信することを、私が取り組んでいきたいテーマのひとつだと思うようになりました。

具体的に、心掛けていることはありますか?

私自身、生理の時は「今日、私生理だからさ、体調悪いけどトレーニングみんなで盛り上げていこう!」なんて自分から話します。グループで活動されている方のトレーニングを担当することもあるのですが、メンバーが何を考えているかや、どんなコンディションなのかなど、グループだと特に繊細なコミュニケーションが重要だと思うんです。だから「生理のときは体調悪いって言えばいいし、お腹が痛くてできないって言えばいいよ」って。それがヘルシーな状態でいるために大切だと思っているので、そういったコミュニケーションがとりやすくなるような雰囲気作りを心掛けています。

素敵ですね!お話を伺っていると、心と身体に対する向き合い方が素直ですよね。ご自身の心身をケアしていくうえで、どんなことを大切にされていますか?

最近こだわっているのは、気持ちが弾むこと!運動もいろんなスポーツをするのが好きなんですけど「今日は走るのキツいな」と思ったら、テニスをやってみようとか。「今日はいっぱい食べたいな!」と思ったら、身体にとって良質なものを、いっぱい食べちゃうとか。そうやって自分の心に素直に向き合っていくことが、私のこだわりです。

心地よい関係のために、
“何かする”より、相手が“求めていないこと”に気づきたい

出演された『テラスハウス』でも、ピュアでまっすぐな姿が印象的でした。そんな田辺さんが、友人、恋人などの人間関係のなかで、「この人相性がいいな」と感じる瞬間って?

苦手なものが一緒なのは、相性がいいなと思います。食べ物とかそういうことじゃなくて、自分が許せないなと思うものが一緒の人ってストレスフリーで関われると思いますね。

例えば何かを買ってくれたとか、サプライズをしてくれたということではなく、陰で悪口を言わないでいてくれたとか…私がイヤだなと思うことを“しないでいてくれる”ほうに愛を感じるんですよね。私もそういう人でありたいなと思うので、相手が喜ぶことをするのはもちろんですけど、イヤだなと思うことに気づける関係性でありたいなって思いますね。

相手が悲しい思いをしないように想像力を働かせることって、重要ですよね。たとえば恋愛の延長線上にセックスがありますが、正しい知識を持ったり、相手がイヤな気持ちになっていないか配慮したいすることは大事。その気持ちを表現するひとつのツールとしてコンドームがあるかなと考えるのですが、コンドームについてどんな印象がありますか?

一般的なイメージと同じで、感染症を防ぐもの、避妊具、という感じです。今回、初めてちゃんとコンドームに触れてみたのですが、(「SKYN」のパッケージを見て)すごいゴールドで、高級感ありますね!カカオ濃度の高い系のチョコレートみたい(笑)。今までのコンドームのイメージよりもおしゃれだし、マットな感じが素敵です。

「SKYN」に実際に触れてみて、いかがでしょう?

従来のイメージは、どちらかというと、パッケージデザインがポップな感じが多かった印象がありました。身体のコミュニケーションを取るタイミングってすごく貴重で、大切ですよね。私的には旅行に行くぐらい特別な機会として考えているのですが、そういう意味で言うと、「SKYN」の高級感は特別な空気を作り出してくれる気がします。

コンドームには避妊、性感染防止するなどふたりの身体を守るほかに、相手を思いやる=いい関係性を保つ側面もあるように思うのですが、田辺さんがパートナーと心地よい関係でいるためにはどんなことが大切だと考えますか。

やっぱり、ありのままでいることが一番かな。たとえば、自分がストレスが溜まっている時って、意外と相手もストレスを抱えていたりするんじゃないかなって思うんですよね。気を使われすぎると、逆に気を使ってしまうこともあるように…。自分が楽しいことから、イヤと感じることまで、ありのままをシェアできる関係でいるのが大切かなと思います。

恋愛において相手と良い関係を築くっていうのは、私にとって責任を持つことなんです。職業柄かもしれないですけど、相手が体調を崩していたり、ストレスを感じたりしてるなら、いち早く気づいてあげられる人でありたいなと思っていて。私自身もそういうのをちゃんと伝えられる人でありたくて。格好つけてわかりづらく関わるよりも、素直に、全力で伝え合うのが大切かなと思います。いつでも全力で向き合いたい。

最後に、活動を通じて伝えていきたいことを教えてください。

私がスポーツタレントというかたちで活動させていただいているのは、いろんなスポーツの魅力を発信して、ひとりでも多くの人にスポーツを楽しんでいただくきっかけになれたらという想いからです。私はずっと低身長がコンプレックスで、スポーツをするうえで不利になることが多かったんですけど、こんな私でも楽しんでいるんだから、年齢や身長や体重にとらわれずに、「スポーツやってみたいな」という気持ちの背中を押せるような存在になれればと思っています。

そして今お話しした内容を女性に向けて発信したいと思ったら、やっぱり身体について正しい知識を得て、向き合っていく過程は欠かせないと考えています。だから今後も発信は続けていきたいですし、いつかは若いアスリートに向けた性教育もできたらと思っています。みなさんがありのままで、自分の身体やパートナーと向き合い、ヘルシーに過ごすきっかけになれれば嬉しいです。

文:大塚里美
写真:小林真梨子
ヘアメイク:髙千沙都
スタイリング:伊藤文香

プロフィール

田辺莉咲子

フィットネストレーナー・スポーツタレント

avexアーティストアカデミーのフィットネストレーナーとして、数々のアーティスト・タレントのトレーニングを担当。 2019年には恋愛リアリティ番組『テラスハウス』に出演し、その後パルクールや棒術をメインに様々なスポーツに取り組み、スポーツタレントとしても活動している。

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ドームとは異なり、

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